さようなら・・・兄貴

※今回の記事はK-POP以外の内容を多々含みますがご了承下さい。

そろそろ北のご兄弟にまた、B級喜び組達のレビューを依頼しようと連絡をしたのですが・・・

北の兄殿に連絡がどうしても取れないのです。

何処行ってしまったのだろう・・・・。

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昨日、Twitterをいつものように見ていたら・・・衝撃的なニュースを見て凍りつきました。

北朝鮮の金正男氏　マレーシアで殺害 : 【ソウル聯合ニュース】故金正日（キム・ジョンイル）総書記の長男、正男（ジョンナム）氏が１３日午前、マレーシアで殺害されたもようだ。韓国政府消息筋は１４日、伝えた。
<YNAPHO… https://t.co/vQMmdEUnJq

— yonhapnews (@yonhapjp) February 14, 2017

まさか・・・そんな・・・

自分は、きっと南のメディアの誤報かもしれない・・・そう信じたかったです。

しかし、本日になって、南の議会からも発表があり、

韓国政府「殺害されたのは金正男氏で確実」　遺体と対面

ロイターなど、海外のメディアからの情報もあり・・・

金 正男氏が、何者かの手によって殺害された事がほぼ間違いない事実と報道されました。

北の女工作員による毒殺。

金正男殺害方法が執拗「毒針で刺し、毒のスプレーを吹きかけ、毒のタオルを顔に押し当てる」

そんな映画のような事件が現実で起こるとは・・・。

現実の北の事情は我々が想像する以上な思惑が渦巻いているようで、正男氏の殺害の真の理由を理解することは自分には到底出来ません。

正男氏、かつては日本で幾つかのインタビューに答えており、

父・金正日と私　金正男独占告白

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五味　洋治
文藝春秋

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自分もこんな本を読みましたが、正男氏は北の人間でありながら、とても良識あり、かつ、冷静に北の事情を見ているようでした。

私はそんな正男氏が、いつか北の状況を変えてくれる存在になるのでは・・・などと思いを抱いていたり。

しかし、きっと本人はそんな権力争いに巻き込まれずに穏便に暮したかっただけかもしれない。

けれども正恩氏はそんな最後の抵抗勢力となりうる芽を摘む為に、ついに身内まで殺めるに至ったのでしょうか。

金正恩氏　父の生誕記念行事にも厳しい表情

彼の厳しい表情は、遂に血を分けた兄弟を殺めたことに対する、理に合わぬ後悔に苛まれた苦悶の表情なのかもしれない。そう思いたいです。

何れにせよ、南北分断された半島の平和と統一は、この事件によってまた一歩後退し、アジアの世界はまた一歩混沌へと近づいているような気がして、不安でなりません。

金 正男氏、彼の気さくな笑顔と性格はネット界隈でもとても評判良く、

自分もこうして、当ブログのキャラクターイメージとして、使わせていただきました。

金 正男氏の冥福を祈りつつ、感謝と哀悼の意を申し上げます。

ありがとう。兄貴。

そして悔しかっただろう。

苦しかっただろう。

兄貴の事は、いつまでも忘れない。

半島の平和が訪れるまでは・・・。

最後に、北の兄貴通信の存続をご心配するお言葉も幾つか頂いておりますが、同主旨の記事は継続する予定ですので、また次回をお待ち下さい。

そして当ブログに登場する北の勇敢な兄弟達とは、本記事以降、お別れになりますのでご了承下さい。

以上です。